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会社の廃棄物は、最後まで責任があります!

2021/08/19 更新

会社の廃棄物は、最後まで責任があります!

1.廃棄物の処理責任について

日本では高度経済成長期を迎えた1970年代に、産業廃棄物などによる環境問題が表面化しました。
大量生産により、飛躍的な経済成長を遂げました。

生産される際にでる廃棄物により、環境は汚染され、公害として社会問題化しました。
何の規制もなかった廃棄物処理について、政府は環境汚染を防止するために、産業廃棄物は「排出事業者が責任を持って処理する」ことを決めました。
産業廃棄物の処理方法については、法律によって定められています。

産業廃棄物を出した会社は、自らの責任により、廃棄物の処理をしなければなりません。
しかし実際は、自ら処理することが困難であるため、産業事業者に委託しています。
ただし廃棄物の処理は、産廃事業者に任せたら終わりというわけではありません。

処理を委託した事業者が不法投棄をした場合、責任は排出事業者にかかってきます。
産業廃棄物処理については、小さな違法行為でも最終的な責任は排出事業者が負います。

2.産廃処理業者の選び方

産業廃棄物の排出事業者は、処理を外部に委託する場合、リスクを負うことになります。
リスクを回避するために、排出事業者としてやるべきことは以下の通りです。

  1. 優良な許可業者と委託契約書を取り交わすこと
  2. 委託の度にマニフェストを正しく使用すること
  3. 年に1回ぐらいは委託先を見に行くこと
  4. 料金はあまり値切らないこと

特に「委託契約書」と「マニフェスト」は、法的責任を問われます。
絶対にミスがないようにしなければなりません。
不法投棄が起こると、行政機関はまず委託契約とマニフェストを確認します。

排出事業者は、より信頼できる処理業者を見つけることが重要です。
そして「優良産廃処理業者認定制度」というものがあります。

この制度は、厳しい基準をクリアした産廃業者を、許可行政庁が審査して認定します。
優良認定を受けるには、次の5つの基準を満たす必要があります。

  1. 情報公開性
  2. 遵法性
  3. 環境保全への取り組み
  4. 電子マニフェストへの対応
  5. 財務体質の健全性

この制度は、処理事業者が違法行為をしないことを保証するというものではありません。
一定の基準を満たしていることを認定するものであり、委託する事業者を決定するのは、排出事業者の責任になります。

3.まとめ

うなずき

廃棄物の最終責任について、
まとめてみました。

  1. 産業廃棄物処理について、小さな違法行為でも最終的な責任は排出事業者が負う。
  2. リスクを回避するために、年に1回ぐらいは委託先を見に行くこと。
  3. 「委託契約書」と「マニフェスト」は、絶対にミスがないように実施しなければならない。
  4. 厳しい基準をクリアした産廃業者に、「優良産廃処理業者認定制度」というものがある。

色々な都道府県で産業廃棄物収集運搬業許可を取得される場合は、それぞれの役所に申請書を提出に行くことになります。
かなり手間のかかる作業になると思います。

産業廃棄物収集運搬業許可の取得を検討されているのであれば、専門家視点でお手続きを当事務所は代行いたします!


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